2020年の正月は、元号が令和に改まって初めて迎える新年です。
この記念すべき年の初めに、「令和」を掲げた年賀状を送りませんか。
「令和」の名は、ご存知のとおり、「万葉集」に収められた梅花の歌三十二首の序文が典拠になっています。
「初春の令月にして 気淑く風和ぎ 梅は鏡前の粉を披き 蘭は珮後の香を薫す」
(時は新春のよき月 空気は清らかにして風やわらぎ 梅は鏡の前のおしろいのように白く花開き 蘭は身を飾る香のようにかぐわしい)
もう何度も目にしたり耳にされたかもしれない、この美しい一節です。
新元号発表の際におこなわれた首相の会見によれば、「令和」という言葉には「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」という意味が、そして「厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人一人の日本人が明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる、そうした日本でありたい」という願いが込められている、ということです。
新しい時代の幕開けを寿ぎ、『年賀状プリント決定版』では、「令和」をモチーフにした年賀状デザインを提供します。
今回、9人の作家さんに「令和」をテーマにした年賀状を描いていただきました。
「令和」をテーマに年賀状制作を依頼して、それが集まった時、「令和」の文字の表現には作家さんならではの個性が出ているなあと思いましたが、ほぼすべての作品に梅が描かれていたのには驚きました。
梅は、もともと縁起物として、松、竹とともに年賀状にもよく用いられるモチーフです。
「松竹梅」の松や竹は、寒い冬にも緑を保ち、松は神の依り代、竹はその生命力の強さから子孫繁栄の象徴とされています。梅も極寒の時季にいち早くかぐわしい花を咲かせることから、まもなく来る春への希望を感じさせてくれます。
「令和」が万葉集の梅花の歌の序文を引用している、ということもありますが、梅は年賀状を飾るのにぴったりの素材なのですね。
美しい言葉の響き、そして新しく始まる時代への希望をはらんだ「令和」の年賀状。
2020年、この年ならではのデザインをどうぞご利用ください。
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