2024年『辰年』はどんな年になる?辰年の性格やおすすめの開運神社

2024年『辰年』はどんな年になる?辰年の性格やおすすめの開運神社

2024年(令和6年)は辰年。十二支の動物の中では唯一の架空の生き物ですが、非常に縁起の良い神聖な生き物です。
2024年を迎える前に、辰年の由来や、どんな年になりそうかを解説します。また、辰年生まれの人の性格や相性の良い干支についても紹介します。そのほか、辰年にまつわるトリビアや、辰年の人が参拝すべき神社についてもまとめましたので、ぜひお役立てください。

2024年は「辰年」!由来やどんな年になるか解説

来る2024年の干支は辰年です。辰年が十二支に入った由来や、辰年はどんな年になりそうかについて解説します。

十二支の中で唯一架空の生き物

辰年は十二支の中で唯一、架空の生き物です。
十二支に辰年が入った理由は諸説ありますが、1つは、もともと辰ではなくワニだったという説があります。中国では龍という漢字はワニという意味も持っており、本来は辰ではなくワニの意味で使われたという説です。

もう1つの説は、辰は中国では非常に縁起の良い生き物であり、権力を意味する動物だというものです。干支の考え方を広めるために、縁起が良く神聖なイメージがある辰を十二支に選んだという説もあります。

辰年はどんな年になる?

辰年はどんな年になるのでしょうか?2024年は甲辰(きのえたつ)です。
陰陽五行説によると「甲」は草木の成長を表す意味があり、植物が成長するようにどんどん勢いを増して増えていくという意味があります。
そのため2024年辰年は、昨年まで努力してきたことが実を結んで成就する年になるでしょう。また、辰年にさらなる努力をすることで、成功にスピード感を持って近づける年となります。
2023年卯年は準備の年でしたが、2024年はその準備した結果が実を結ぶ年となります。

過去の辰年(甲辰)に起きた出来事

2024年は甲辰です。
1964年も2024年と同じく甲辰で、以下のような出来事がありました。

  • 東京オリンピック開催
  • 東京モノレール開業
  • 東海道新幹線開業
  • 日本武道館開館
  • 太平洋横断ケーブル開通


人が国境を越えて行き来し、新しい技術が広く使われるようになった出来事が多いですね。
2024年も同じように、新しい技術(AIを活用した家電・ロボットなど)の普及や、世界中の人がパリオリンピック(7〜8月開催)で交流できるような年になるのではないでしょうか。

辰年の人の性格・特徴とは

辰年の人の性格や特徴について解説します。

辰年生まれの男性

辰年生まれの男性は、自分に自信があり熱意のある性格をしています。
天性のカリスマ性を持っており、常に皆の上に立ってまとめるようなリーダー気質がある人が多いでしょう。
ただし、欠点としてはやや短気なところがあり、目標を決めると犠牲を厭わずに進んでいってしまいます。
邪魔者が現れると容赦なく排除しようとするなど、やや冷たく冷淡な面があるでしょう。
とはいえ、やると決めたら必ずやり抜く意志の強さがあるため、人としては尊敬を集めて慕う人も多いはずです。

友人関係は少数精鋭で構築します。限られた人にしか興味がないので、大人数での集まりはやや苦手な人が多いでしょう。

恋愛においても積極的で自分が射止めたいと思った女性は逃しません。女性からも非常によくモテますが、興味のない女性にはとことん冷たい面もあります。
ただし、本当に好きになった女性のことは一生愛し抜く人が多いです。
一方で、恋愛への優先度が低い人が多く、仕事や友人関係での付き合いが忙しくなると恋愛を疎かにしてしまいがちです。
そのため、辰年男性を理解してくれる穏やかで大和撫子タイプの女性と相性が良いです。

辰年生まれの女性

辰年生まれの女性も男性と同じくかなり気が強く、守ると決めたものを守り抜く強い精神力を持っています。
強いものに屈することがなく、間違っていると思ったら黙っていられない正義感の強い人が多いです。
家族や友人を徹底的に守り抜くため、周囲の人からは頼りにされます。

恋愛については非常に積極的で、好きな人にもグイグイ積極的にアタックする人が多いです。小悪魔のような性格で男性を翻弄することもあります。ただし、本当に好きになってしまうと奥手になってしまうなど、ギャップがある人も多いでしょう。
好奇心旺盛であるため恋をする機会は多いですが、熱し易く冷め易い部分があり、目移りしやすい点に注意しましょう。仮に恋人ができてもほかの人に目移りして長続きしないことがあります。

辰年生まれの人と相性が良い干支

辰年生まれの人と相性の良い干支を紹介します。
辰年生まれの人と相性が良い干支は、子(ねずみ)年・申(さる)年・酉(とり)年の3つです。

子(ねずみ)年の人は謙虚な性格で前向き、明るく社交的で対人関係が非常に得意です。辰年の人の社交的でない部分をカバーして、お互いの欠点を補い合う良いパートナーになれます。
子年の人は神経質で石橋を叩いて渡る傾向にありますが、辰年の人は大胆で決断力に優れているため、子年の人からも頼りにされるはずです。

申(さる)年の人は話術に長けており誰とでも仲良くできる、温かな性格の人が多いです。人から見ると「冷たい」と思われがちな辰年の人をサポートして、周囲との調和を保ってくれるでしょう。申年の人はやや調子に乗りやすい傾向がありますが、辰年の人は冷静なため申年の人の良いストッパーになれます。

酉(とり)年の人は注意深くて真面目、頭が良い人が多いです。辰年の人は交友関係が狭く、自分が尊敬できる人としか付き合いません。勤勉で真面目な酉年の人は、辰年の人から尊敬されるため、互いにリスペクトし合える関係になれるでしょう。また酉年の人は非常にアクティブで人気者になる傾向があり、辰年の人と一緒にいれば2人でカリスマ性のある相棒やカップルになれるはずです。

辰に関するトリビア

辰に関してのトリビアを紹介します。2024年を迎える前に干支の辰について知識を深めておきましょう!

五行思想をもとにした「五龍神」がいる

中国には五行思想という考え方があります。
五行思想とは古代中国の哲学で、地球上のすべてのものは火・水・木・金・土の5種類の元素から成り立っているという考え方です。
この5つの元素はお互いに影響し合って変化し、循環していると考えられています。

赤色・夏・方角は南を表す
炎のように情熱的な性質をもつ
色は黒・季節は冬・北の方角を表す
生命の源という意味をもつ
色は青や緑・季節は春・方角は東を表す
樹木の成長の意味をもつ
色は白・季節は秋・方角は西を表す
金属のように冷たく・固い性質
色は黄・季節は春夏秋冬の土用・方角は中央を意味する
万物を育み守る性質をもつ

この五行説に基づいてそれぞれの方角に龍神がおり、守護していると考えられています。

龍は色ごとに守護する方角やご利益が異なる

龍にはさまざまな色があり、守護する方角やご利益が異なります。

  • 東方=青龍 (技術向上・就業授受)
  • 南方=赤龍 (勝運向上・成績向上)
  • 西方=白竜 (金運向上・良縁成就)
  • 北方=黒龍 (健康増進・家内安全)
  • 中央=金龍 (運気向上・幸福招来)


五行説の考え方では龍それぞれに色がつけられており、司るご利益も異なります。
年賀状を出す際には、辰の色にもこだわってみると縁起の良い年賀状になるでしょう。

龍(竜)とドラゴンは違う生き物

本記事で解説している辰・龍・竜はすべて同じ意味を表す漢字です。西洋では龍はドラゴンと呼ばれますが、実は違う生き物です。

翻訳では同じものとされていますが、意味を調べるとその特徴も異なっています。
まず中国の龍は「伝説上の神秘的な生き物であり、形は蛇に似ており鱗と爪がある。雲を発生させて雨を降らせる能力を持ち、水の中に住む動物の中でもっとも格が高い存在」です。

次にドラゴンについて辞書で調べてみると「非常に大きな生き物で、火を吐くとされている想像上の生き物」と記載されています。

特徴の時点で龍とドラゴンはかなり違うことがわかりました。
また古来の文献においても、中国の龍は神聖な生き物で人間にとって神的な存在であるのに対し、ドラゴンは冒険者を焼き殺すなど害をなす存在とされています。

辰年に参拝したい神社5選

辰年の2024年に参拝すべき神社を5つ紹介します。

伏見神寳神社

伏見神寳神社(ふしみかんだからじんじゃ)は、京都府伏見にある神社で辰年の人がお参りするのに良いとされています。狛犬の代わりに狛龍があることでも有名で、辰年の人には特にご利益があります。
伏見稲荷の近くにある神社のため、観光のついでに辰年の方はお参りしてはいかがでしょう。

伏見神寳神社
伏見神寳神社

田無神社

東京都にある田無神社(たなしじんじゃ)は、五龍神が祀られている神社です。東西南北には龍の像が置かれ、中央にある龍神は普段は見ることができませんがお参りはできます。
あらゆる願いを叶えるとされている龍神様であるため、ぜひお参りしてみてください。
「田無神社」公式サイト

白龍神
白龍神
黒龍神
黒龍神
赤龍神
赤龍神

平安神宮

平安神宮(へいあんじんぐう)は京都府にある神宮で、東方に蒼龍楼、蒼龍の像があり辰年にゆかりの深い神社です。平安京を開いた桓武天皇と孝明天皇を祀った神社で、縁結びや開運招福、厄除けにご利益があるとされています。
京都を訪れたらぜひ蒼龍の像をチェックしてください。
「平安神宮」公式サイト

平安神宮蒼龍楼
蒼龍楼

目黒不動尊・青龍大権現

東京都の目黒不動尊(めぐろふどうそん)は天台宗の寺院で、不動明王像をご本尊として祀っています。境内の独鈷の滝に隣接する垢離堂には青龍大権現を祀ってあります。
「泰叡山護國院 瀧泉寺(通称:目黒不動尊)」案内
 「天台宗 泰叡山 瀧泉寺 (目黒不動尊)」公式サイト

垢離堂
垢離堂

秩父今宮神社

秩父今宮神社(ちちぶいまみやじんじゃ)は埼玉県秩父にある神社で、龍神木の洞があることで知られています。龍神木は樹齢1000年の大きな御神木で、幹の周囲は9メートルあります。
古くから龍神の住処であるとされて祀られている木で、木の幹にある空洞の中でハートマークのものを見つけると、恋愛成就のご利益もあるそうです。辰年の方は龍神様が住む洞を拝みに行ってみてください。
「秩父今宮神社」公式サイト

龍神木
龍神木

本記事では5か所紹介しましたが、このほかにも全国各地に八大龍王を祀った神社がありますので、ぜひ訪れてみてください。

監修:森口 久美子
秘書検定準一級/カラーセラピー資格
日本国内トップシェア、プライム上場企業の美容メーカーにて10年勤務。社長秘書、及び営業を任務。
秘書業務の遂行や秘書マニュアル作成のみならず、営業でも店販導入初月売り上げ全国1位の店舗の教育担当をするなど、多岐にわたる業務に従事。

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