十二支の豆知識|2020年の干支「子年」の人の性格や特徴をご紹介

2019/2/27 更新
十二支の豆知識|2020年の干支「子年」の人の性格や特徴をご紹介

東京で2回目のオリンピックが開催される2020年は、日本にとって大きな節目となります。また、この年は「子年」にあたり、再び新しい十二支のサイクルがスタートする年でもあります。

しかし、そもそも十二支とは何なのか、十二支と干支はどう違うのか、シンボルとなっている動物にはどんな意味があるのかなど、意外と知らない人も多いのではないでしょうか。

ここでは、十二支のルーツを紐解きながら、2020年の干支、子年の人の性格や子年に起こった出来事、子(ねずみ)に縁のある神社など、子年にまつわる雑学をご紹介します。会話に困ったときのきっかけ作りや年賀状のネタとして、ぜひお役立てください。


十二支とは?

十二支とは「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」の総称です。現代の日本では「私は戌年生まれです」というように、もっぱら年を表すのに用いられていますが、かつては月や時刻、方角といったものまで十二支を使って表現していました。

よく怪談などで「草木も眠る丑三つ時(うしみつどき)」という決まり文句が出てきます。この「丑三つ時」は時刻を十二支で示した例で、午前2時から2時半までを意味します。また、午前11時から午後1時を表す「午の刻」の真ん中を「正午」、その前後を「午前」「午後」と呼ぶのも十二支を使っていた名残です。

十二支の由来

十二支の始まりは、紀元前1600年頃、中国最古の王朝である殷(いん)の時代とされています。ちょうどこの頃、最も尊い惑星のひとつとされていた木星が12年かけて天球(地球の外側に大きな球があり、そこにすべての星が配置されているという考え方)を1周することが発見されました。そこで、毎年の木星の動きを把握するため、人々は天体を12分割し、それぞれに漢字を割り当てることにしたのです。

元来「子」や「丑」などの字に「ねずみ」や「うし」といった意味はありませんでした。しかし、民衆にも十二支を広めたいという思いから、動物の名前を当てはめるようになったと言われています。日本に十二支が伝わったのは6世紀の半ばで、江戸時代に入ると民衆の間で年回りや時刻を動物で表現する習慣が浸透しました。

十二支と干支の違い

最近では十二支と干支を同じような意味で使うようになりましたが、厳密に言うとこの2つは別物です。干支とは「干」と「支」が組み合わされた言葉であり、正しくは「十干十二支(じっかんじゅうにし)」と言います。

十干十二支とは、古代中国の思想である陰陽五行説から発生した概念です。私たちが普段干支と呼んでいる「子〜亥」は、十二支にあたります。それに対して十干は、その名のとおり「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」の10種類の要素から成り立つものです。

十干最初の「甲」と十二支の最初の「子」を組み合わせた「甲子(きのえね)」から最後の「癸亥(みずのとい)」まで、その数は実に60種類にのぼります。ちなみに占術として有名な四柱推命は、陰陽五行に十干十二支を組み合わせて運勢を占うものです。

高校野球でおなじみの「甲子園」は、球場が完成した1924年が奇しくも十干十二支のそれぞれ最初の「甲」と「子」が60年ぶりに巡り合う年だったため、その縁起の良さにあやかって名付けられたといいます。

なお、2020年を十干十二支であらわすと「庚子(かのえね)」になります。


2020年の十二支「子年」に込められた意味

子年は新しい運気のサイクルの始まりです。植物に例えると成長に向かって種子が膨らみ始める時期であり、未来への大いなる可能性を感じさせます。また、ねずみは「ねずみ算」と言う言葉があるほど、子どもをどんどん産んで数を増やしていくことから「子孫繁栄」の象徴でもあります。

株式市場にも「子年は繁栄」という格言があり、株価が上昇する傾向にあると言われています。2020年の東京オリンピック・パラリンピックによる経済効果を考えると、その格言もあながち間違いではなさそうですね。


子年の人の性格と特徴

「ねずみ=寝ず身」とされ、真面目にコツコツと働く人が多いようです。倹約家で不要なものにお金を使わないため、若いうちから財を成すことができます。ただ度を越すとケチと噂されることもあるかもしれません。また、鋭い勘とひらめきを持ち「火事の前にはねずみがいなくなる」「ねずみは沈む船を去る」などのことわざがあるほどです。どんな状況でもその危機察知能力を活かせば、人生を難なく歩んでいけるでしょう。

また、ねずみはどこでも生きていけるだけに、人や場所をえり好みしません。環境への適応能力が高く、誰にでも合わせられるのが特徴です。コミュニケーション能力に長けているので、自然と周りに人を惹きつけるでしょう。その反面、恋愛となると不器用になり、なかなか気持ちを打ち明けられません。しかし、ひとたび恋が実れば相手のために一途に尽くします。

子年と相性の良い動物

しっかり者の辰年(たつどし)や申年(さるどし)、粘り強さと誠実さを併せ持った丑年(うしどし)との相性が良好です。反対に、単独でいることを好む午年(うまどし)とは性格が合わず衝突してしまいます。


子年に起こった出来事

1960年は日本でカラーテレビの本放送がスタートした年です。今では家電製品があふれかえっていますが、当時は白黒テレビ、洗濯機、冷蔵庫の「三種の神器」がようやく普及してきた頃です。同じ年の2月23日に天皇家に徳仁親王が誕生したことも手伝って、カラーテレビが爆発的に売れました。

1972年には、田中角栄首相が訪中し、北京で周恩来首相とともに「日中共同声明」に署名をしたことによって、敗戦後27年間の長きにわたり断絶していた国交が回復しました。もしこの署名がなかったら、今のように中国人観光客が日本に訪れることはなかったでしょう。また同年は、それまでヨーロッパ列強国の植民地とされていたアフリカの17カ国が一斉に独立を果たしたので「アフリカの年」とも呼ばれています。

1984年は昭和を代表とする未解決事件「グリコ・森永事件」が起きた年です。江崎グリコ社長の誘拐事件に始まり、放火や毒入り菓子のばらまきに発展して、国民をパニックに陥れました。警察側は犯人を名乗る「かい人21面相」と何度も接触したのにも関わらず、度重なる失態により取り逃がしており、未だに多くの謎が起こる事件です。

1996年には、羽生善治が25歳の若さで、史上初の将棋タイトル七冠独占を達成。将棋ファンならずとも記憶に残る偉業を成し遂げました。さらに2008年には、日本人としては史上最多の4人(南部陽一郎博士、小林誠博士、益川敏英 博士、下村脩博士)がノーベル賞を受賞。いずれも子年のふさわしく、新たな時代の到来を感じさせる年となりました。


子(ねずみ)に縁のある神社

京都にある大豊神社は、狛犬ならぬ狛ねずみがいる神社として有名です。大国主命(おおくにぬしのみこと)が野火に囲まれて焼け死にそうになった際、ねずみが洞穴に導いて命を救ったという『古事記』の神話をもとに作られました。全国約8万社の神社のうち、狛ねずみがあるのはここだけで、子年のお正月にはたくさんの参拝客が訪れるそうです。

子(ねずみ)と大根の意外な関係

2008年の年賀状に、ねずみと大根のイラストが描かれていたことを覚えていますか。この2つには、実は意外な関係があるのです。ねずみが命を助けた大国主命は「だいこく」とも読めるため、日本ではインドの大黒天(大黒様)と同一視されるようになりました。ねずみは大黒天の使いとされ、さらに「大根」が大黒と音が似ていることから、大根が大国主命・大黒天のシンボルとなったのです。大阪にある大国主神社には、大黒様と大根が描かれた絵馬があります。


まとめ

まだ先の話と思っていた2020年のオリンピックイヤーももうすぐ。記念すべき一年を迎えるにあたり、いつもはSNSやメールで年始の挨拶を済ませている人も、この機会に年賀状を出してみてはいかがでしょうか。

子(ねずみ)イラスト

参考資料

・『ねずみ年生まれの本』天野たかし(明鏡舎)

・『もっと知りたい!十二支のひみつ』大高成元・川口幸男・中里竜二(小学館)



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