2014年 午年・うま 年賀状 豆知識

2014年午年の年賀状作成に役立つ豆知識。

このページの内容は、2013年に書かれたものです

『年賀状プリント決定版』は、2000年の秋に開始して以来、毎年趣向を凝らした年賀状デザインを皆様にお届けしてきました。 これだけ長く続けてこられたのは、ユーザーの皆様のおかげです。心より感謝いたします。

さて、来年は2014年(平成26年)、干支は「午年」(うまどし)です。
午年についての豆知識、年賀状に使えるネタなどを提供していきたいと思います。

午年(うまどし)は「正午」と関係がある?

干支は十二種類の動物、「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」であらわされます。
「午(うま)」はこの十二支の中で、7番目にあたります。

「うまどし」ですが、「馬年」ではなくて「午年」と書いてうまどしと読みます。
この「午」の字、「うま」と読む以外にも、普段どこかでよく見かけませんか?
そう、「正午」「午前」「午後」などの時間を表すときに午の字を使います。

それでは、なぜ、時間を表すのに「午」の字を使うのでしょうか?
その理由は、江戸時代までの時刻や方角を表す方法に、「干支」が関係あるためです。

現在では1日は24時間で生活していますが、江戸時代までは1日を12の刻に分けていました。その刻をあらわすのに二つの方法があったのですが、その一つが時刻を「干支」で数える方法でした。

有名なものとしては、「草木も眠る丑三つ時(うしみつどき)」「丑の刻参り(うしのこくまいり)」などは、みなさんもお聞きになったことがあるのではないでしょうか?この「丑」は午前二時頃をあらわしています。
このように、昔は時間を数えるのに、年賀状に使われる干支と同じ「子・丑・寅…」などを使っていたのです。
(なお、もう一つの数え方では「明け六つ」「暮れ六つ」などと数えます)

干支で時刻を数える場合の数え方は、午前0時前後の2時間を「子の刻」とし、それ以降、2時間刻みで丑、寅…と順番に続いていきます。
そうして数えていくと、ちょうどお昼の12時が「午の刻」になります。
12時を「正午」と言うのは、このように12時がちょうど「午」であることに由来します。
また、お昼の12時を境に「午前」「午後」と言うのも、「午の刻」より前か後かということです。

時刻だけでなく、方角も同様に十二支であらわされていました。方角では、北が「子」、東が「卯」、南が「午」、西が「酉」です。(西と酉は文字も似ていますね)
北極と南極を結ぶ線を「子午線」と言いますが、この単語も北(子)と南(午)に由来しています。

午年にちなんで、「午」についての豆知識をお届けしました。
これからも、引き続き「2014年 午年 年賀状」にまつわる情報をお届けしていく予定です。


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