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濃い紅から淡い紅へ、グラデーションのように色を重ねた春らしい華やかな襲色目(かさねいろめ)。平安時代の女房装束、十二単の雰囲気で、八藤丸(やつふじのまる)文様をあしらっています。そして、紅白の花をつける源平咲きの梅の花を添え、賀詞は繊細な筆文字で「つつしんではつ春のおよろこびを申し上げます」と綴っています。
イラストレーター:上本創
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